みの少ない平凡淡々コース

自分のファミリーヒストリー的なものを遡ると、何が見える?
目を過去にうんとスライドして凝らしてみる會計軟件

んーー。
母方は、農民かなと。
父方は、プラス商人系かなと。あと、プラスα。

子供たちならルーツとして、母方(わたし)は主に農民系だが、父方(夫)は主に農民系ではない(と思う)。
父方(夫)は、商人系。
父方祖父は、商人系。
父方祖母も、商人系。(後に役人系も)
商人系、まいどー、の世界。

スポーツ選手や芸能、全くゼロ。
地元の産物を生産、販売。
松下さん(パナソニック)のように、何もないところから機械製品を生み出して販売はしない。できない。
大工さんのように、専門的な技能、手に職はない優秀人才入境計劃
昔の暮らしの多くがそうであったように、自然の恵みを生かし、育て、自給自足したり、税納したり、加工、販売したり。
昔は電力もないので、飛行機はもちろん電車もない陸路や海路、水路で運輸。
伊勢参りは人生最大のイベント。
転居も転職もせず、ずーーーっと遥か昔から同じ地で同じ暮らしを営んでいたようだ。
ある意味、幸せだと思う。
大きな富を狙い一攫千金できないが、大きく失うこともない、浮き沈みの少ない平凡淡々コース。
生活が激変するとしたら、大黒柱、労働力を失った場合。
福祉も整っていないし、女性の地位も低いから、今では考えられないような展開があっただろう。
どうやって子供を育てる?

枝分かれして遠隔地に出て行った人もいる。
枝分かれした後の地で種が落ち実がなり、やがてその地に根を張る場合もあるが、定着せずに終わることもある。
今は、住まいも職業も選択の自由が保障されている。
だが、選択できない事情があることもある。
色々だ。
誰しも、より良い生活を目指して努力、向上していくのが理想ではある香港人移民加拿大


平和はありがたい。
平和は、とてつもなく幸せをもたらしてくれる。
平和を奪う権利は誰にもない。
だが、不条理な出来事がまかり通る現実。
家を追われて避難せざるを得ない人々の姿をニュースで見て、深い悲しみに覆われる。

自分のルーツを掘り下げて書こうかと思ったが、筆が止まる。
悲しい紛争が繰り返される地もある。
やっと手に入れた安泰も揺らぎを見せる。
先人たちが長い時間をかけて生きてきた誇りを受け継ぎ持ち続ける、それは強い力となる。
その力を他者が強制的に破壊することは出来ない。